慢性腰痛でギックリ腰を繰り返す患者さんの改善例

来院時のギックリ腰の状態

  • 40代の女性患者さん
  • 10年程前に出産してから腰痛が出始めた。数年に1回ギックリ腰を起こしている。
  • 数日前にギックリ腰がおきて今は歩くのがやっとの状態で来院。
  • ギックリ腰を治すだけでなく、慢性的な腰痛もシッカリと治したと考えている。


当整体院が考えるギックリ腰の原因

検査の結果ギックリ腰の根本原因は下記と特定しました。

  • 骨盤の歪み
  • ストレスによる自律神経の乱れ
  • 小腸の機能低下
  • 筋肉に発生したトリガーポイント(強い痛みを発生させる固いコリ)

補足説明

  • 出産時に発生した骨盤の歪みをそのままにしておいた為、腰の筋肉に緊張が発生しそれがトリガーポイントになり慢性腰痛となった。
  • ストレスが強いと自律神経が乱れるが、自律神経が乱れると小腸の機能が低下する。最近は仕事のストレスが強かったそうなのでその影響で自律神経が乱れて小腸の機能低下を招いた。
  • 小腸が機能低下すると腰の筋肉に緊張が発生するので、その緊張が元々あったトリガーポイントを刺激して激しい痛みが発生した。

当整体院の今回のギックリ腰に対する施術方法

  • 骨盤の歪みを矯正
  • 自律神経を調整
  • 小腸の活性化
  • トリガーポイントを緩める
  • ストレスを溜めにくくする手法をアドバイス

ギックリ腰の改善状況

  • 初回の施術後に痛みが半分程度に軽減。痛みはあるが普通に歩ける様になった。
  • 翌日と翌々実も施術を行なったが3回目終了時点で、痛みはまだあるが普通に生活出来るようになった。
  • 1ークール(5回)終了後には違和感が残る程度まで改善。また骨盤も本来の位置に定着した。
  • まだトリガーポイント残っていたので合計8回通院してもらったが8回目時点でトリガーポイントもほぼ解消し違和感もなくなる。

今回のギックリ腰に関する当整体院の見解

今回のギックリ腰は、骨盤の歪みと自律神経の乱れによる小腸の機能低下の複合要因で発生したと考えられますが、最初の施術時に原因を正確に特定出来た事が順調な回復につながったと考えられます。
一口に腰痛、ギックリ腰、といっても、その原因様々です。痛みの原因を的確に見つけ出し、原因に応じた適切な施術を行うことが大切です。