座骨神経痛の改善例(お尻の痛み、太もも痛み、股関節の痛み)

来院時の座骨神経痛の状態

  • 50代の女性患者さん
  • 数年前から左側の下腹部、股関節、お尻、太ももの裏側・側面に痛み有り。
  • 数カ月前から痛みが強くなり、日常生活に支障をきたすほどつらい状態となる。
  • 別の整体院を利用するも痛みの緩和には至らず。
  • 病院では背骨に異常はないと診断され、筋肉を鍛えるよう指導されたが、ジムで筋トレをして痛みがますます強くなった。


当整体院が考える座骨神経痛の原因

検査の結果下記の原因を特定

  • ショウガが原因の食物アレルギー
    食物アレルギーが起きると大腸の最終部位(左の下腹部)に炎症が起き、その周囲の筋肉に強い緊張を発生させます。5~6年程前から冷え症解消の為にショウガ湯を毎日飲んでいたそうでその影響でアレルギーが発症したと考えられます。
  • 大腸の炎症の影響で筋肉が緊張した状態が続いたので、左の腰~太ももにかけての筋肉にトリガーポイント(痛みを発生させるコリ)が多数発生。
  • トリガーポイントが出来た筋肉を筋トレで刺激したため更に痛みが強くなったと推測されます。

施術方法

主に下記の施術を行ないました

  • 大腸の炎症を抑制する施術
  • トリガーポイントの解消
  • ショウガの摂取を控えてもらう

座骨神経痛の改善状況

  • 初回の施術後、痛みが半分程度に軽減。
  • その後は施術のごとに痛みが軽減
  • 1クール(5回)終了後には違和感が残る程度まで改善
  • トリガーポイント解消のため合計8回通院してもらいましたが、8回目時点でトリガーポイントもほぼ解消し違和感もなくなる。

今回の座骨神経痛に関する当整体院の見解

  • 一般的に座骨神経痛の原因で一番多いのは骨盤のゆがみだが、今回は食物アレルギーが原因であると推測されます。
  • 食物アレルギーにより大腸のが炎症を起こし、その周囲の筋肉の緊張が緊張して強い痛みを発生させるトリガーポイントを形成したと推測される。
  • 患者様は冷え性であり5~6年前から毎日生姜湯を飲んでいた。その結果、ショウガアレルギーが発症したと推測されます。

座骨神経痛の原因は人それぞれ異なります。痛みの原因を正しく特定し適切な施術を行うことが重要です。当院では、患者様一人ひとりの原因に応じた施術を行なっています。