世田谷区千歳烏山の整体院:座骨神経痛、股関節痛、太ももの痛みの改善例です。原因は遅延型食物アレルギーでした。
来院時の状態
主な症状
50代の主婦の患者さんです。
- 数年前から左側のお尻、太ももの裏側・側面に痛み有り。
- 数カ月前から痛みが強くなりとてもつらい。
補足説明
- 整体では「骨盤がズレている」と言われて骨盤矯正を受けたが痛みは減らない。
- 病院では「背骨に異常はない」と言われ「筋肉が弱いから痛みが出る、筋肉を鍛えて下さい」と言われた。
- ジムに通い始めたが筋トレをしたら更に痛みが強くなった。
原因
根本原因
- 食物アレルギーで大腸の便が留まる場所が炎症(左股関節の内側付近)
内臓が炎症を起こすと内臓周辺の筋肉が緊張し痛みが出ます。
直接原因
- 痛みの強い場所の筋肉にトリガ―ポイントが発生
筋肉の緊張状態が長期間続くと強い痛みを発生させるトリガ―ポイントが出来ます。
施術内容
- アレルゲンの特定
ショウガにアレルギー反応が見つかる - 大腸の炎症を抑制する施術
周辺の筋肉の緊張状態が解除されます - 痛みが強い場所の筋肉に出来たトリガ―ポイントの解消
痛みの直接原因なので解消すると痛みが緩和します - ショウガを3カ月間食べないようにアドバイス
症状の変化
経過
- 1回目の施術後は「痛みが半分位になった感じです」とのこと。
- 1クール(5回)終了後は「少し違和感が有りますが痛みは感じません」とのこと。
- 合計8回の施術でトリガ―ポイントもほぼ消滅。違和感もなくなったとのこと。
補足説明
座骨神経痛は骨盤のゆがみが根本原因のケースが多いのですが、今回の患者さんに骨盤のゆがみは無いので、原因は食物アレルギーと推測されます。
- 食物アレルギーを持っていると排便前に便が留まる大腸の終点付近(左の股関節の内側付近)が炎症を起こします。
- 炎症を起こすとその周辺の筋肉に強い緊張が発生し、長引くと強い痛みを発生させるトリガ―ポイント出来ます。
- トリガ―ポイントが出来た筋肉を使うと痛みが強くなるのでジムのトレーニングで痛みが更に強くなった。
- 患者さんは冷え性なので5~6年前から毎日生姜湯を飲んでいたとの事、その影響でショウガアレルギーが発症したと考えられます。
今回は初診時にショウガアレルギーを見つける事が出来たので順調に回復して頂く事ができました。左の股関節、お尻、太もも、が痛い場合は、食物アレルギーが原因のケースが多いです。